一宮市大和町でクスノキの伐採作業に伺いました。

対象のクスノキは建物と埋設型の農業用水とのあいだに生えた状態で20年以上も庭師に頼まず、お客様自身で大事に剪定管理していましたが、高齢のため対処に困った結果伐採することに決定しました。

クスノキは4月に新芽の展開と同時に古葉を一斉に落としてしまうため、常緑樹でありながら落葉樹のような樹木ですので、落葉の掃除がとても大変な樹木でもあります。落葉が遠くまで飛んでいってしまうことを気にして伐採を決断したとのことです。

クスノキは一年間で良く伸びてしまう樹木の種類になりますので、管理の難しい造園緑化木になります。

建物の東側に生えていましたので、午前中の日当たりはあまり良くないとのことです。

 

地際からカットしましたので、日当たりの良い状態になりました。地被のツワブキやシバザクラなどの草花にも温かさが感じます!!

カットしている時も樟脳のかおりがして良い感じです。(たんすに入れる防虫剤の匂い)

 

今回はカット面に切れ込みを入れずに対応しました。もしヒゴバエが伸びてきたら今度は大きくならないようコンパクトに管理するそうです。